保育園が決まったと思えば、すぐに入園準備に追われますよね。
保育園の入園準備物の中で、一番悩んだのはお昼寝布団でした。
おそらく個人で用意するものの中で一番値段が張るのがお昼寝ぶとんではないでしょうか?
基本的には長く使うものですし、お安いものでもないですから、失敗して買い替えはしたくないですよね。
お昼寝布団と言ってもサイズはすべて一緒ではないし、厚みや材質、セット内容も違います。
洗濯可能なものから洗濯不可なものまで様々…
息子が通う保育園は園からの決まりはなかったので余計に迷ってしまい、調べれば調べるほど商品の多さに何がいいのかわからなくなってしまいました。
結局、実際に保育士さんにお聞きして選び方のポイントを教えていただき購入しましたので、今回はお昼寝布団についてシェアします。
目次
お昼寝布団はいつまで使う?
わたしの息子・ちびりんちゃんは、5歳児クラスまである保育園に通っています。
保育園によってお昼寝の仕方には差があるようですが、息子の保育園では4歳、5歳になってもお昼寝はあります。
といっても、一斉保育ではない園なので、4、5歳児はとくに、全員で今からお昼寝するよーという風にはお昼寝はしておらず、必要な子はお昼寝をしているという状況です。
一斉保育の保育園では、とくに4歳以上クラスではお昼寝をなくしている園も少なくないので、このあたりは保育園の方針次第です。
したがって、お昼寝布団をつかう期間は長くて入園から卒園までずっと、短くて入園から3歳児クラスまで、となります。
保育士直伝のお昼寝布団の選び方やポイント
入園説明会のときに渡されたプリントには、準備物として「お昼寝布団」としか書かれていませんでした。
ママ友と話をしていると、いろいろ園の決まりがあると聞くので、そのあっさりとした書き方に逆にとまどいをおぼえました。
説明会の帰り際に、ベテラン風の保育士さんに聞いてみると「お昼寝布団って売ってあるものでいいですよー」と、またまたアバウトな回答しかもらえず、もやもやしながら帰宅。
そこからいろいろネットで調べていたのですが、結局どのようなものがいいのかわからないままだったので、入園前の面談の際にまた保育士さんに聞いてみることにしました。
この保育士さんの説明がとてもわかりやすかったんです!
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何が必要?
まず、そもそも、何が必要で何が不要か。
お昼寝布団にはセットになっているものとバラのものとあります。
セットになっているものは一見お得そうなんですが、全てが本当に必要なのか疑問ではないですか?
実際、自宅でのベビー布団を出産前に購入したときまくらもまくらカバーもセットで購入しましたが、このセットで購入したまくらとまくらカバーはいまだに1度も使っていないのです。
- 敷布団
- 掛け布団やタオルケット
- 布団カバー
- 持ち運び用バッグ
これらが必要なものです。
ただし、最近は敷布団がコット利用で不要なところも増えていますので保育園に要確認です。
掛け布団に関しても、保育園によっては1年中タオルケットでいいところもありますし、冬でも布団ではなく毛布や冬素材のケットを用意するように言われる保育園もあります。
掛け布団やタオルケットなどの判断は保護者任せの園もあります。
季節だけでなく保育園の室内の日当たりなどによっても体感温度がかわってきますので、保護者判断の場合はそのあたりを確認しておいたほうがいいかもしれません。
参考までに、実際に通ってはいませんが、見学に行った保育園の中の1つは、南向き、西向きの大きな窓があり日当たりがとてもいいので、冬でも室内はぽかぽかしていて年中タオルケットで十分だと言われました。
お昼寝布団のサイズは?
お昼寝布団として販売されている布団のサイズは概ね統一されていて120センチ×70センですが、まれに違うサイズのものもあります。
保育園によってはサイズに規定があります。
規定がないからといって、通常のお昼寝布団よりも大きいサイズのものを用意するのは控えましょう。
持ち帰りにも不便なので、規定がなければ120×70が無難です。
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布団カバーはファスナー式と紐式どっち?
お昼寝布団として販売されている布団に付属している(もしくは別途自分で用意する)カバーには、大きくわけて2種類あります。
ファスナー式のものと紐式のものです。
これに関しても保育園で指定がある場合もあります。
また、まれにお布団そのものにキャラクターなどの柄が書いてあり、カバーをつけずに使用できるようなお昼寝布団もありますが、カバーなしは衛生面上あまりおすすめはできません。
ファスナー式のメリット
一度かぶせてしまえばずれてしまうことが少ない。
子供が自分で布団の上げ下ろしをするときにしやすい。
ファスナー式のデメリット
カバーの着脱が若干面倒。
カバーのファスナーが壊れる場合があり修復が難しい。
紐式よりも値段が高い場合が多い。
紐式のメリット
カバーの着脱がかんたんにできる。
カバーの紐部分が破れたりしても修復は比較的かんたん。
ファスナー式よりも値段が比較的安い。
紐式のデメリット
子供が紐をひっぱって遊ぶ可能性がある。
子供がお昼寝布団のそばを歩くときに紐に足をひっかけてこける可能性がある。
中の布団とカバーが使っている間にずれてくることがある。
子供が自分で布団の上げ下ろしをするときにも布団とカバーがずれる。
お昼寝布団は二つ折り?三つ折り?
お昼寝布団の敷き布団を購入するときに気にするべきポイントがこれです。
通常の布団であれば、二つ折りにも三つ折りにもできるのですが、固綿のマットレスのような敷き布団の場合は、自由に折り方を変えることはできません。
基本的には保育園での収納時に、二つ折りにするか三つ折りにするかという部分になってきますので、指定があれば守るようにしましょう。
また、セットのものではなく持ち運び用のバッグと布団を別々に揃える場合も注意しましょう。
バッグが三つ折りサイズ、布団が二つ折りしかできない、などちぐはぐだと使いにくいことも。
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材質
お昼寝布団の材質にも注意しましょう。
たいていの場合、ポリエステルか綿でできています。
ポリエステルのほうが安価で、綿のもののほうが高価であることのほうが多いです。
上げ下ろしの際に、ポリエステルだとつるつるしてすべって子供が持ちにくいです。
保育士さんから教えていただいて、聞いておいてよかったと思ったポイントがここでした。
わたしは最初、布団の生地(布団カバーではなく、綿をつつんでいる生地)も綿のものを探していたのですが、あちこち探しても予算内のものはポリエステルでした。
そのため、カバーを綿のファスナー式にして、子供が持つときにふれる部分をすべて綿にすることにしましたよ。
敷き布団の厚みは?
お昼寝布団の値段はピンきりですが、安っぽく見えてしまうものは敷布団がぺらぺらなのです。
保育園にもよりますが、お昼寝時は床に直接布団を敷く保育園が多いですよね?
息子の保育園も、0歳児クラスは部屋の一角が畳になっていて、お昼寝時はそこに布団を敷いて寝ていますが、1歳児クラス以上の子たちは床に布団をひいています。
畳やジョイントマットの上に布団を敷くのならば、多少敷き布団が薄くてもいいかもしれませんが、床に敷くのであれば多少の厚みはほしいところです。
洗濯可能?
お昼寝布団には洗濯が可能なものと不可能なものとあります。
毎週末、持ち帰ったときに布団本体を洗って干すかというとそこまではしないかもしれません。
ただ、保育園に通う年頃のうちは、おねしょをすることもあるかもしれませんし、体調がとりわけ悪くなくても吐き戻しをすることもあります。
子供は大人よりも汗っかきなので、寝ているときもかなり汗をかきます。
カバーの洗濯だけですむような汚れだけとは限りません。
ただし、布団本体が丸洗いできるタイプのものはあらえないものと比較するとお値段が張る場合が多いです。
安い洗濯不可のものを購入して、ダメになったら買い換えようと割り切るというのも1つの手です。
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持ち運び用のバッグは?
多くの保育園では、月曜日の登園時にお昼寝布団を持って行き、週末に持ち帰る必要があります。
その際、布団を入れるバッグが必要となります。
布団さえ入れば問題ないのかもしれませんが、わたしがこだわったのは、雨でも中身が濡れないこと、でした。
というのも、我が家から保育園までは片道10分強。
登園手段は徒歩。
入園時は0歳7ヶ月のためまだ抱っこひもでの通園となり、抱っこした状態で傘をさすとなると一番カバーするのは息子なので荷物は確実に雨がかかってしまいます。
持ち帰りの際の雨なら帰宅してから乾燥機にかけるなどすればすむ話ですが、月曜の朝に雨だったら…湿った布団でお昼寝なんてさせたくありませんし、収納時に他の園児のお布団にも迷惑がかかる可能性もあります。
あくまでも我が家の場合なので、自宅から保育園までが近い方や車で通園可能な方であればここまで気にしなくてもいいかもしれません。
実際にどこでどんなお昼寝布団を購入した?
ちびりんちゃんが0歳7ヶ月で4月に入園したときに実際に用意したものをご紹介します。
サンデシカのお昼寝布団セットで、ネット通販で購入しました。
このセットの内容は
- 敷き布団
- 掛布団
- 敷き布団カバー(ファスナー式)
- 掛け布団カバー(ファスナー式)
- バッグ
- アイロンでつけるタイプのネームシート
です。
決め手は、
- 布団もまるごと洗えること
- 敷き布団の厚みがほどよくあること
- 必要のないまくらが付属していないこと(これから保育園関連でも子供のものがどんどん増えていくだろうから、不必要なものを自宅で保管したくなかったため)
- バッグに防水加工がしてあること
でした。
姙娠中に購入し、だきまくらとしても授乳クッションとしても毎日のようにつかってきたクッションもサンデシカ。
サンデシカの商品で今までつかったものが気に入りすぎていたので、お昼寝布団もサンデシカに。
最初はセット売りではないものを別のブランドで個別で揃えようかとも思っていたのですが、個別で揃えるとかなり割高になってしまうので、ここに行き着きました。
セットのものを購入するにあたって、西松屋、アカチャンホンポ、ベビーザらスも実店舗へ見に行きましたが、カバーがポリエステルだったり、ファスナー式じゃなかったり、バッグが防水じゃなかったり、何より誰かとかぶってしまいそうで、決め手には欠けました。
実際に4月の入園時から使用していて気になる点はとくにありません。
毎週末持ち帰り、月曜日に持って行きますが重さが気になることもありません。
柄もそれぞれかわいくて迷いましたが、まだ0歳児なので親の好みで雲柄にしました。
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4月に掛け布団は必要?
息子の保育園は、入園式の翌日から2週間くらいかけて慣らし保育がありましたが、お昼寝布団は入園式の翌日の2時間だけの慣らし保育の日から必要でした。
4月は掛け布団も使用して寝ていました。
5月、GW開けくらいから急に昼間の気温があがりあつくなったので、掛け布団をやめてタオルケットに変えました。
タオルケットはこのセットには入っていませんので、別で購入したものを使っています。
ちびりんちゃんの保育園は何月から掛け布団をどう変える、などの決まりはありませんが、同じ0歳児の子たちも4月時点では掛け布団をつかって寝ていましたよ。
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お昼寝布団の名前付けの方法は?
サンデシカのお昼寝布団セットには名前付る用のアイロンシートが付属していました。
白いアイロン用のネームシートに自分で手書きで書いて、アイロンで布団カバーにつけるものです。
持ち運び用のお昼寝布団にはアイロンをかけることができませんので、この名前シートはつかえません。
持ち運び用バッグには、名前を書くためのタグがついていましたので、その部分にお名前シールを貼りました。
購入はお早めに
保育園のお昼寝布団についてご紹介してきましたが、最後に大事なことを。
2月ごろに保育園の内定が出て、その後3月にかけて入園説明会があります。
入園説明会で、準備物の詳細を知らされるタイミングで、人気のものは品切れになっていきます。
たいていの場合、2月~3月頭くらいまでは在庫があってもそこから一気に再入荷待ちになってしまいます。
実際、わたしが購入した直後に再入荷と表示され、再入荷時期は4月中旬や下旬となっていました。
慣らし保育があっても、慣らし保育中もお昼寝布団の用意は必要でしたので、もしもう少し購入が遅ければ間に合わずに、妥協して別のお布団にしていたかもしれません。
購入してしまうと入園までの間、自宅での保管に場所をとるため、ギリギリに購入したいと思う気持ちもわかりますが、気に入ったものを見つけたら、早めに購入して、余裕をもって名前を付けたり準備をすることをおすすめします。
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