赤ちゃんが4ヶ月、5ヶ月ごろになってくると育児は大変ながらもなんとなくコツがつかめたり、ほんのちょっと余裕ができてきたりしますよね。
そのころママ会などで近い月齢の赤ちゃんがいるママが集まると話題は離乳食のことばかりでした。
何が必要なの?
何がいらないの?
持ってるけれど大人のものとはわけたほうがいい調理器具もある?
できるだけ節約したいけど、楽もしたいし、無駄に物を増やすのも嫌…
いろんな疑問をかかえつつ、準備を開始したのをおぼえています。
同じように悩むママのために、実際にわたしが購入したもの、購入してよかったもの、買ったけど使わなかったものなどシェアしていきます。
目次
離乳食の開始時期は?
一般的には5ヶ月もしくは6ヶ月ごろとされています。
わたしの息子・ちびりんちゃんの場合は5ヶ月に入ってすぐに離乳食をはじめました。
- 食べ物に興味が出てきた。
- 大人が食べているところをじーっと見ながら口をもぐもぐさせたりする。
- よだれが増えてきた。
- 首がすわり、支えてあげれば自分で座れるようになってきた。
こんな感じであれば、赤ちゃん側の離乳食準備はOKです。
離乳食初期準備で買ったものリスト
実際にわたしが買ったもののリストです。
商品名のうしろの◎○△☓は実際に必要だったかどうかを表しています。
- まな板(ダイソー)◎
- 片手鍋(ダイソー)◎
- 皮むき器(ダイソー)△
- 計量スプーン(ダイソー)☓
- いばし(ダイソー)○
- 取っ手のついたザル(ダイソー)◎
- すり鉢とすりこぎ棒(ダイソー)☓
- ハンドブレンダー◎
- おかゆカップ(ダイソー)☓
- 冷凍用トレイ◎
- ジップロック◎
- 食器とスプーン◎
- ストローマグ◎
- お食事エプロン◎
- スマホスタンド(ダイソー)○
- 油性マジック(ダイソー)◎
詳しく説明していきます。
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まな板
まな板はもともと持っていましたが、今まで使っていたものと分けたくて新しいのをダイソーで購入しました。
大人用のまな板は、まだ赤ちゃんが食べたらダメなものの調理に使ったりもするし、お魚やお肉も切るし、揚げたとんかつも切ります。
きれいに洗っていたら問題はないのかもしれませんが、初期はどうしても神経質になっていたのもあり、別にすることにしました。
場所をとらないので保管も問題なし。
離乳食初期は大人のごはんをつくるついでに離乳食もつくるというよりは完全に「よし、今から離乳食をつくるぞ」とわけて離乳食づくりをしていましたので、結果として、わたしの場合はわけてよかったと思います。
大人のごはんの調理過程で途中で赤ちゃんの離乳食分だけをとりわけてつくる、途中まで一緒につくる離乳食の場合は、材料を切っている時点では大人用赤ちゃん用の区別もないので赤ちゃん用のまな板は必要ないかもしれないです。
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片手鍋
鍋も持ってはいましたが、大人の料理で使う鍋は油をつかうこともありますし、匂いの強いものの調理に使うこともあります。
離乳食初期は油はまだつかいませんし、食べるものもシンプルです。
洗っていてもにおいなどがうつるかもしれない、と気になったのでわけることにしました。
ダイソーで小さめの片手鍋を購入。
内側にコーティングなどはしていない銀色のアルミの鍋です。
結果として、この片手鍋は大活躍でした。
野菜やお豆腐、魚、お肉を茹でるのに主に使いましたが、そうめんやうどんを調理するときにもつかいました。
離乳食用のお鍋を買い足すつもりの方は、大は小をかねると大きなものを買わず、直径がほどほどのサイズを用意するのをおすすめします。
片手鍋の蓋は別売りしたので、わたしは購入していません。
わたしはお鍋で一度もおかゆをつくっていないのと、同じくらいのサイズの代用できそうなガラス蓋をもともと持っていたので蓋の購入はせず、必要なときは別の鍋の蓋で代用してしのぎました。
代用できそうな蓋をお持ちでなかったりであれば、蓋も購入しておくほうが便利です。
皮むき器
離乳食では、大人は普通に食べる野菜の皮であってもむかないといけないことが多々あります。
もともと皮むき器も持っていましたが別にしようと購入しました。
軽量スプーン(軽量カップ・キッチンスケール)
軽量スプーンももともと持ってはいましたが、もともと持っていたものは油や味の濃い調味料をはかるときにもつかうのでわけようと思い購入しました。
離乳食超初期のころは、フリーズドライのベビーフードを使ったりもしていました。
こういうお湯でとかすタイプの離乳食は「小さじ1のお湯で溶かす」ときにお湯をはかる必要があります。
わたしの性格が大雑把なのもあるかもしれませんが、小さじ1のお湯をはかっていたのなんて実は最初の数回のみ。
あとは目分量でどうにでもなりました。
もともと軽量スプーンをお持ちであれば、お湯の量をきっちりはかるにしても、大人の調理時と同じものをつかっても問題ないでしょう。
わたしの場合は、新しく買った軽量スプーンは結局ペースト状の離乳食やみじんぎりにした離乳食をブレンダーやチョッパーから食器や冷凍容器へうつす作業のときにつかうスプーンとしてつかっていました。
軽量するためにつかっていたのではなくスプーンとしてつかっていただけです。
そして、軽量スプーンよりも活躍したのが、キッチンスケールです。
もともと持っているので新たに購入はしていませんが、離乳食中期ごろから食べる量が増えてくると、キッチンスケールで例えば「おかゆ50グラム、お魚15グラム、野菜40グラム」というふうに、毎回量をはかっていました。
軽量スプーンや軽量カップでおおよその量を把握する方法もありますので絶対スケールが必要ではないですが、子供の食べる量を把握しておくためにあってよかったです。
それよりキッチンスケールをすごく使っていました。
さいばし(スプーン)
もともと持っていたものと分けるために購入しました。
さいばしはわけておいてよかったと思っています。
離乳食を調理するときは離乳食用のさいばしをつかって調理をしていました。
そして、わたしは購入しわすれて買い足さないままですが、離乳食調理用にスプーンも購入しておいたほうが楽です。
ペースト上にした離乳食や細かいみじんぎり状にした離乳食を、食器や冷凍するためのトレイにうつしかえるときにさいばしだとうまくいきません。
スプーンがあるとスムーズですが、大人が口をつけるスプーンとは別にしたかったので、わたしは必要だと考えました。
結局つかわなかった軽量スプーンを移し替え用にしていましたが、軽量スプーンは形がまんまるなため、使いにくかったです。
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取っ手のついたザル
茹でた食材の水分をきるために必要で購入しました。
もともとつかっていたザルはすべてサイズが大きかったので、小さいものを用意しようとダイソーで購入しました。
取っ手がついている必要は必ずしもありませんが、たまたまこれが目についたので買いました。
取っ手のついたザルは少量のしらすの塩抜きや数個だけ茹でたブロッコリーの水切りなどに大活躍しました。
大きいものでもザルがあれば問題ないですし、とりわけ大人用とわける必要はないと感じますが、ザルの目は細かいものがおすすめです。
すり鉢とすりこぎ棒
もともと持ってはいましたが、ごまをするのに使っていたら、色がくろずんできたりしますよね?
そろそろ換え時かなというのもあり新調。
初期の離乳食のために食材をペースト状にするには必要と考え購入しましたが、ペースト状にするために都度すり鉢でするのは正直面倒!
時間がかかるし、手が痛くなります。
1度使用しようとしてすぐに断念しました。
結局中期以降にごまを食べさせるときまで離乳食で使うことはありませんでした。
毎回すり鉢つかってペースト状にしているママ、尊敬します。
すり鉢でもペーストにはできますが、ペーストにしたあとですり鉢へ色や匂いがうつるし、溝の細かい部分まで念入りに洗ったりする手間を考えるととても大変な作業ですよ…
ハンドブレンダー
本当にハンドブレンダーは必要?いらないって本当?
ブレンダーは本当に買ってよかったです。
先輩ママには「ブレンダーなんて買う必要ないよ!チョッパーで十分!」なんて言われていました。
だから、離乳食を開始する他のママたちがブレンダーを用意しようとする中、わたしは買わずにいようと思っていましたが…
上に書いたように、すり鉢では「無理!」ってなってしまいました。
ブレンダーを買いたくないと思っていた理由は、
- 保管に場所をとりそうだから
- 節約できるところは節約したいから
- 結局1~2ヶ月しか使わないから
です。
きっと同じようにブレンダーを買うか迷っている方もそうですよね。
ですが、ママ友に教えてもらったんですよね、お手頃価格のブレンダーを!
余計な機能はいらないから安くてコンパクトで使いやすい、お手入れもかんたんです。
そして、何より、ブレンダーをつかうとなんでも一瞬でペースト状になります。
めちゃくちゃ楽です。
離乳食中期になれば、ごく一部の食材にしかつかわなくなり、それ以降も使う頻度は減りますが、おやきをつくるとき、野菜を入れてパンケーキをつくるとき…あれば使います。
わたしが離乳食準備品で特に初期に一番あってよかったと思うものは、ブレンダーです。
ここは楽しちゃっていいところってきっぱり言えます。
楽を選んで何が悪い?
節約のためにブレンダーを買わずにすり鉢でがんばり続けるのもダメとは言わないです。
すり鉢でがんばる労力はブレンダーの値段(3000円くらい)よりもはるかに大きいと思うのです。
すり鉢でがんばる時間を自分の睡眠や息抜き、赤ちゃんとの時間にまわしてもバチは当たらないですよ。
ここは手ぬいていいところだよ、とわたしは心から思う。
すり鉢でがんばっていたママ友は、葉もの野菜の筋がどうしても残ってしまって気になると言っていました。
ブレンダーだと一瞬です。
ブイーンと数秒で筋なんて気にならなくなります。
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お粥カップ
ダイソーで見つけたおかゆカップ。
電子レンジや炊飯器でおかゆが手軽につくれるという商品です。
とても便利そう!と準備開始早々に購入したのですが、結果としてわたしは全く使いませんでした。
というのも、息子・ちびりんちゃんはわたしの手作りのおかゆは1度も食べていないからです。
いろいろと調べて結局ちびりんちゃんの離乳食の主食はおかゆではなくライスシリアルやオートミールシリアルにしました。
保育園でおかゆが食べられないと困るため、二度だけ市販のBFのおかゆやおじやを食べさせてみたことはあります。
9ヶ月以降くらいの時期になれば、おかゆではなく軟飯を炊飯器で炊いてたべさせましたが、それまではおかゆ、手作りしませんでした。
結局わたしはおかゆカップは使わないままですが、このおかゆカップ、ママ友は使っている人多いです。
おかゆを主食にするのであれば便利なアイテムです。
冷凍用トレイ
離乳食のつくりおきのために購入しました。
製氷トレイで代用したり、ラップに広げてつつみ必要な分だけぽきっと折って使う方法などもあります。
わたしは買ってよかったです。
ほどよい量の仕切りサイズになっていて、解凍の際にいちいちスケールで量を図らなくてもだいたい何グラムくらいという目安になります。
トレイ自体が固くない素材なので取り出しが楽です。
製氷機とは素材が違うので、野菜の色移りもしにくくお肉などの油のべたつきも洗えばすぐ落ちます。
最初は一番小さい仕切りのものを、中期以降に大きめの仕切りサイズのものを買い足すといいです。
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ジップロック
離乳食の保存のために購入しました。
冷凍用のトレイに入れて凍らせたあとに、トレイからはずしてジップロックにうつしかえて保存。
ジップロックに日にちと内容を記載しておけば、いつまでに使い切らないといけないかもわかりやすいですし、小松菜とほうれん草などペーストやみじん切りにしてしまうと色が似ていてわかりずらいものも区別がつきます。
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食器とスプーン
離乳食を始めるにあたって購入したのはリッチェルの離乳食スタートセットでした。
特に深く考えずにこのセットを購入したのですが、結果大正解。
蓋がついているので冷凍しておいた離乳食を温めるのにいちいちラップをかける必要もないですし、3つのカラーの食器とスプーンがあるので、にんじんはミドリ以外のピンクかオレンジjの食器に入れてミドリ以外のスプーンで食べさせるなど色を選んで使うと、色移りも気になりません。
離乳食中期の前半くらいまではこの食器セットで問題ありませんでした。
中期の後半くらいになると、一度に食べる量も増えてくるし、食事中に食器をつかみたがったりするようになるので、大きめで吸盤のついた食器を買い足す必要もありますが、このセットは初期には使いやすくておすすめです。
うれしそうに期待の眼差しで、ぐずるのをやめて待っててくれるようになってかわいらしかったです。
カラフルなお皿で赤ちゃんにも自分のお皿だと覚えやすいのもいいところですね。
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ストローマグ
生まれてミルクと母乳しか飲んだことがなかった息子がはじめてお茶を飲むために購入しました。
最初におうち用のタイプを購入し、その後結局保育園用とおでかけ時用に持ち歩きできるタイプを追加購入しました。
このリッチェルのストローマグにした決め手は
- パーツが少なくて洗いやすいこと、
- 形もシンプルでかさばりにくいこと
でした。
毎日のように使うので、部品が多いものは全部はずして洗うのが面倒です。
清潔につかいたい、でも洗うのが面倒なものはママやパパにとって小さいストレスがつみかさなります。
実際同じ月齢の赤ちゃんがあつまるとこのマグをつかっている子がすごく多かったです。
人気なのも納得でした。
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お食事エプロン
シリコンビブやナイロンビブなどいろんなタイプがありますが、わたしがとりあえず最初に購入したのは、ベビーザらスのプラスチックエプロンとダイソーやキャンドゥのナイロンビブでした。
というのも、有名ブランドのシリコンビブへの憧れはもちろんありましたが、そこそこお値段がするんですよね。
買ってみて使わなかったらもったいない。
そのため、とりあえず、お安いものをつかってみてから様子を見て買い替えようと思っていました。
結局ベビーザらスのプラスチックエプロンは初期から中期くらいまで毎日ヘビロテしていました。
初期のうちは、口に食べ物を運んでも、飲み込んでくれずに唾液と一緒に流しだしてしまうこともあったり、ストローマグも上手につかえずにびちゃびちゃになることもあったり。
お食事エプロンは必須アイテムです。
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スマホスタンド
なぜスマホスタンド?
それは、離乳食風景の写真や動画を撮るためです。
はじめての食材への反応やもぐもぐごっくんが上手になっていく様子などをおさめていました。
いい高さにスマホが置ける方は必要ないですが、スマホスタンド、あると便利です。
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油性マジック
離乳食グッズではないのですが、ジップロックに書くために必要です。
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調理器具は大人用と離乳食用でわけるべき?同じものでいい?
わたしの場合、調理器具はまな板とさいばしなどは分けましたし、分けたほうがいいと感じましたが、全くわけない人もいます。
大丈夫、うちの上の子たち二人とも問題なく育ってるよ!
先輩ママの中にはこう言ってくれるママもいました。
わたしが実際に離乳食をつくってみて思ったのは、全部わけるのは大変ということ。
そもそもキッチンの限られたスペース、一式増やすと置き場所に困るのは当然。
ただ、衛生面を考えると全部同じものなのもちょっと…
小鍋、菜箸あたりまでは可能ならば分けたほうがいいかなと思います。
分けたにしても、分けないにしても、大切なのは清潔にしておくことです。
まとめ
離乳食開始に向けて購入したものについてご紹介しました。
大人用と離乳食用の調理器具をどこまでわけるかは、考え方次第で、当然わけないのであれば購入するものは少なくてすみます。
初期はこれらのものでOKでした。
中期以降になると、多少買い足しが必要になりますが、それは必要になったときに買い足せば十分間に合います。
ブレンダーに関しては、迷っているくらいなら早めに買うことをおすすめします。
あとで買う=離乳食で使う期間が短くなる、つまり損。
余計にコスパ悪いです。
楽するところは楽して、ハッピーな離乳食ライフを!
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