保活って一言でいうと大変です。
子供を連れての見学など実際の体力面でも疲れますが、入れなかったらどうしようという精神面でも疲れもなかなか大きいですよね。
そんな中、「どうしたらいいと思う?」と相談しても旦那さんが「好きにすれば?」「どうにかなるよ」と真剣に考えてくれず適当な返事ばかり…
イライラするし、泣きたくなるし、もうわたしだって投げ出したいのにー!!ってなる気持ちわかります、わかります!
我が家もそうでした。
そんなときどうするのか、そしてその後どうなったのか、我が家の場合のお話をしていきます。
目次
我が家の保活、そのときオットは?
我が家の保活は、妊娠中に始まりました。
最初に保活の知識を仕入れに区役所へ出向いたときはわたしはまだお腹も目立たないころで、つわりがちょっと落ち着いてきたころでした。
役所でもらった資料を手に家でパソコンで検索したりする日々でしたが、オットはその資料に目を通すこともありませんでした。
そもそも我が家の場合は、わたしが妊娠中もオットには親になるという意識がまだまだ乏しく、保活以前に子供に関してもリアルには考えられていなかったのだと思います。
区役所へ何度か足を運びましたが、わたし一人で行きましたし、見学へ行く保育園をピックアップして予約の電話をかけるのもわたしがすべてしました。
オットにはその都度意見を聞きましたが、
- 「好きにすればいい」
- 「お前が決めていい」
という、女性からすると「最低」な返事ばかりがかえってきました。
オットの保活への考え
たいていの家庭では、保活をしている時点では、それまで母親が育休をとっていたり、専業主婦だったりで自宅で子供をみていることが多いでしょう。
男性からすると「保育園に入れないなら今までどおり妻が自宅で子供をみたらいい」という気持ちがきっとどこかにあるんですよね。
女性ほど保活に対しての焦りはないんです、たいていの場合。
その上で、保育園に入ったとしても「保育園の送迎するのは妻」「保育園行事に参加するのは妻」「自分が保育園にかかわることはまずない」との思いがあるんです。
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わたしがオットに対してしたこと
見学まではすべてわたしがしました。
そこからの、希望順位を決めるなどの部分はオットにも一緒に考えてほしかったので、わたしは徹底してみえる化しました。
保育料について知ってもらう
保育園に通わせるとなると必要となってくるのが保育料ですが、保育料がいくらくらいかかるのか、全く男性は知識も興味もない人、案外多いです。
見学した保育園についてのデータをスプレッドシートでまとめて共有
わたしが実際に見学に行ったのは12園。
比較しやすいようにGoogleスプレッドシートで管理していました。
そのすべてをオットと共有して見てもらいました。
見てもらうコツは、誰が見てもわかりやすいように比較しやすいようにまとめること。
項目ごとにわけたり、メリット・デメリットも明記しました。
その上で、近さで選ぶならここ、教育面重視ならここ、というふうに全体での総合評価もつけました。
会話の中で「ここはこうなんだけど、こっちはこうで。でもここはこういうふうなんだよね」ってダラダラ話しがちなのが女性なのですが、そういう話し方をすると男性には逆効果で余計に興味を持ってもらえないことが多いんです。
興味を持ってもらえず、なんとなく聞いているから「じゃあ○○でいいんじゃないの?」というゆるっとふわっとした返答がかえってきてしまうんです。
「だからそこは○○なのがデメリットって言ってるじゃない!」と結局喧嘩になっちゃうことも。
だらだら長くあーでもないこーでもないという話し方をしていたら、聞いていても男性には入ってこないから。
データとしてみえる化することで男性に伝わりやすくなります。
妻だけの問題じゃないことを説明
たとえば、
- 「この保育園に通うことになったらあなた(夫)の職場へのルートの途中だから送迎はお願いしたい」
- 「この保育園に通うことになったら親参加の行事が多いからあなたにも出てもらうことになると思うけど大丈夫?」
- 「この保育園に通うことになったら遠い分朝早くに用意をしなければいけない。朝ごはんの時間を○時にしないといけないんだけどいいかな?」
- 「この保育園はお盆は保育園がおやすみになるんだけど、あなたも保育園のおやすみに合わせて休みとれるかな?」
など。
保育園に通うことになっても自分には一切影響がないと思っている旦那さんも多いでしょうが、実際はそうとも限らないということを具体的に伝えてみることが大事です。
お盆に関しても、保育園によって通常通り保育が可能な園と13~15日は休みと決まっている園など様々なため、我が家はオットもわたしも自営業なので、どういうふうにしていくのか話す必要がありました。
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それでも無関心だったら?
うちのオットは、いろんなデータを見せて、「こういうときはこうなるよ?」と話しても結局は「お前が決めればいい」といいスタンスで、はっきりと「ここがいい」、「ここはダメ」とは全く言いませんでした。
意見ではなく同意をもらう
そのため、「わたしが決めていいって言うのであれば○○保育園を候補に入れるけど、そこに決まったらあなたが送迎してくれるってことでいいのかな?」というふうに意見はもらえないので「同意」をもらうスタンスに変更しました。
それさえも軽く流されてしまうこともあったので「今話したからね?聞いてないとか言わないでよ?いいってことで大丈夫よね??」と念押し。
こういう方法であれば、ダメなことはダメと言ってもらえました。
女性が求める話し合いではないかもしれませんが、100%女性に丸投げして、「お前が選んだ保育園なんだからお前がすればいいだろ」ということが起こりにくいように、必要なことだとは思います。
実際に通いはじめてみてオットは
保活中に協力的とは言えなかったオットですが、実際保活は成功し、第一希望の保育園に内定が決まりました。
保育園への送迎、保育園の準備などはすべてわたしがしています。
ただ、一度だけお迎えの時間ごろにオットも仕事が終わったため一緒にお迎えに行きました。
保育園自体に無関心ではないので、ひとまずはよしとしています。
まとめ
旦那さんが保活に無関心なのは、女性からすればもやもやすることではあるものの、あるあるです。
「なんで何もしてくれないのー!!!」と怒るのではなく、わかりやすく簡潔に伝えること、意見を出してもらえないならそこで詰め寄るのではなく、同意をもらえるようにスタンスを変更する、同じ熱量で話し合うことを望んでしまったら、うまくいくものもいかなくなります。
女性としては不満が残るかもしれませんが、この程度だけど考えてくれたからよし!と思える余裕を持ちましょう。